投稿日:2024年7月30日 | 最終更新日:2024年7月30日
3月のことになりますが、結婚記念日をお祝いしてきました。
10周年。
もうそんなに経ったの?
銀座の「LAVAROCK」というお店で、私が大好きなスパークリングワイン飲み放題をしてきました。
とってもとっても美味しかったです。
今までも「これからもよろしく!」と口では言ってきたけど、実は昨年まで、わが家は夫婦関係が悪かったです。
インスタにも書きましたが、それを約1年かけて、改善してきました。
目次
昨年は最悪だった夫婦関係
2023年の始め、私と夫は大きなケンカをしました。
原因は忘れてしまった・・・!!
しかし、おそらくきっかけは大した事ではなく、普段からの積み重ねだと思います。
その時はもう、夫の事が嫌いで仕方なかったです。
2023年中に夫との関係が改善できなかったら、別居か離婚をしようと考えていました。
そして夫にも、それを宣言していました。
夫と向き合おうと思ったきっかけ
別居か離婚かを考えている一方で、
「まだ諦めたくない。かと言って、この嫌いなままずっと一緒にはいたくない」
と思っていました。
ふたたび夫と向き合おうと思ったきっかけは、いくつかありました。
子どもの成長
娘が小学生になり、自分でできることが一気に増えました。
強く頼もしくなり、手がかからなくなってきました。
また、姪っ子がだんだん親離れしていると聞き、わが子が親から離れていくのももうすぐなのかと思ったら、夫とこのままではいけないと思いました。
今までと違うことをしてみよう
「現在」は、「過去」の積み重ねです。
未来を変えるには、今を変えるしかない。
今までと同じように、一方的に自分の思いや価値観を夫に押し付けるだけでは、なにも変わらない。
どうせダメになるなら、今までと違うことを試してからでも良い。
そう思って、改めて向き合おうと思いました。
敬愛する方が亡くなる
もう何度も記事にしていますが、私が20年追いかけた、ロックボーカリストのakiさんが昨年8月に亡くなりました。
トキメキの補充先を失い、いよいよ夫を改革しないといけないと思いました。
「夫をもう一度、好きになろう」作戦を立てる
努力する前に諦めるのは嫌なので、「2023年は抗う」と決めて、この作戦を立てました。
「夫をもう一度、好きになろう」作戦。
思えば、私が夫を好きだったのは、結婚する前と、結婚してからちょっとの間くらいでした。
あとはもう同居人というか、友達という感覚でした。
子育てをすると、夫を嫌いになるのは仕方がないと思います。
加えて夫は、アスペ気質で相性が悪い部分が多い。
夫婦の協力で乗り越えるべき子育ての大変な部分を、乗り越える方法がわからなかったのです。
いつも私が我慢して、私ばかり大変で、夫はただいるだけ。
そんな状況が辛かったのです。
しかし、子育ての負担が減ったことと子離れを意識したことで、この作戦に踏み切ろうと思うことができました。
コーチングで夫婦関係改善
このブログは少し前から書き始めていたのですが、先日、カオラボ3月号をやりました。
カオラボ3月号は、「セルフコーチングのやり方」。
私はカオラボをやって、びっくりしました。
私がやってきたことは、コーチング構造に則っていたんです。
この記事に関係ある部分だけ記載しますが、私が自然とやっていたのは、コーチングの構造でいう「目標達成型コーチング」でした。
目標達成型コーチングとは
※こちらはカオラボ独自のものではなく、コーチングの基本的な型なので、記述させていただきます。
導入(アイスブレイク)
↓
目標の明確化
↓
現状の把握
↓
ギャップの確認
↓
行動計画の策定
↓
意思の確認・力づけ
コーチングは、それぞれの段階において、適切な質問をクライアントに投げかけ、クライアントの中にある「答え」や「気づき」を引き出していきます。
次項より、私が無意識に行っていた「夫婦関係改善」セルフコーチングの内容を書いていきますね。
目標の明確化
私は割と、「理想のパートナーシップ」というものが明確にありました。
- 妻と子どもが夫を大好きで、夫も妻と子どもが大好き。
- パパの取り合いになるくらい、妻も子どももパパが好き。
- 夫は妻に甘く、子どもにも優しい。
- 子どもがいてもいなくても、手をつないで歩く夫婦。
- 当たり前のコミュニケーションとして、キスやハグをする仲。
- お互いの「自由」や「大切なもの」を尊重し合える関係。
結婚当初から、この理想を持っていました。
理想の夫婦関係が思いつかない人は、身近な人や芸能人などで、理想の夫婦を探してみるといいと思います。
私は辻ちゃんが好きなので、辻ちゃん夫婦も理想のひと組です。
そして、友人にも夫婦関係が良好な子がいるので、理想のひとつとして意識していました。
リアルな人間関係では、なかなかラブラブな夫婦関係というのは見つけづらいので、SNSなどで探すのもいいかもしれませんね。
現状の把握・ギャップの確認
2023年当時は、私は夫が嫌いでした。
ママがパパを嫌いだと、子どももパパを嫌いになるわけです。
子どもが自分を嫌っていたら、パパだって子どもを可愛いとは思えないでしょう。
夫は、娘に冷たい部分がありました。
夫からしたら、「娘に嫌われているのに優しくできない」と思うでしょう。
ただ、私からしたら、「なんで私ばかり、他者に愛を注がないといけないの」という状況でした。
これはもう、ずっとずっと、わかっていたけど向き合えない部分でした。
つまり、向き合うべきは「夫」ではなく、「私自身」だったんです。
夫を嫌いな自分を認めて、そこを改善しないといけなかったのです。
行動計画の策定
理想と現実のギャップを明確にしたら、次はいよいよ「どう行動するか」です。
私は、夫を「自分好み」に育てようと思いました。
「ダサイ」を徹底的に減らしていく
うちの夫、痩せてて顔も良いのに、な~んかダサいんです。
まず、服がダサい。
そして、なんかしぐさもダサい(笑)
ダサいな~と思ったら、「それダサいからやめて」と逐一伝えました。
「ダサいの許さないよ。かっこよくなって!」と伝えていました(笑)
服を私の好みに変える
うちの夫は理系で聡明なイメージなので、服もなるべく清楚でさわやかな服を選んで着せていました。
しかし、私は清楚系男子に興味がない・・・!!!
なにしろビジュアル系畑で育った元バンギャなので(笑)
夫を自分好みに変えようと思い、服を全て「ロックな感じ」に変えました。
娘と服を買いに行くときも、「これakiちゃん着てそうかな?」と2人で相談して、ロックな服を選びました。
夫は音楽が好きで、ロックも聴くので、まんざらでもなさそうでした。
猫背を直す
夫はものすごい猫背です。
猫背すぎて、座ってるだけでみっともない。
わが家は私も含めて全員猫背なので、いい機会だと思い、家族全員で猫背を指摘し合うことにしました。
「かっこいい」「大好き」と口に出す
すっごい恥ずかしいけど、私と夫の潜在意識に刷り込むために(笑)
言葉に出すようにしました。
意識的にデレています。
コミュニケーションを取る
夫は自分から話すことは少ないですが、私が喋ると真剣に聞いてくれます。
(いや、あんまり聞いてないこともあるか)
雑談に加えて、今まではあまりやらなかった「ボケ」をかましてみることにしました。
そしたら、夫のノリの良さよ!
あれ、この人、ノリ突っ込みもイケるんじゃん、と驚きました。
娘も「最近、おとう(夫)ノリが良いよね!」と言っています(笑)
目標は達成しました
理想に向かって行動した結果、夫婦関係は改善できたと思います。
心が抵抗することも多かったけど、やらぬ後悔よりやって後悔。
やって良かったです。
パートナーを嫌いなまま一緒にいるのって、苦痛ですよね。
そしてなにより大きな副産物が、娘が夫になつくようになり、夫も娘に優しくなりました。
終わりに
私は、夫婦関係はよっぽど相性が良くなければ、なにもしなければ破滅に向かうと思っています。
「夫婦維持にはお互いに努力が必要」という事を、私は結婚当初から夫と共有してきました。
努力の方向性を確かめながら、ここまで関係を改善できてよかったなと思います。