投稿日:2023年4月22日 | 最終更新日:2023年4月24日
不登校の子のなかで、HSCの割合は高いと言われています。
そう、HSCは不登校になりやすいのです。
私の娘は小学2年生ですが、今のところは不登校にはならずに済んでいます。
他の敏感ちゃんは、不登校や登校しぶり気味の子が増えて来ています。
今日は、私が「HSCの娘が不登校にならないように心がけてきたこと」をご紹介します。
1日100回「可愛い」と言う
朝起きた時、ごはんを食べている時、なんか楽しそうに踊ってる時(笑)、髪を洗ってる時、ふと目が合った時などに「かわいい〜」と言っています。
本当にかわいいし(笑)
ニコニコしてて本当に可愛い!
かわいいって言って育てると、どんどん可愛くなりますよね。
その「可愛い」は、娘の自己肯定感になっているみたいです。
自己肯定感は、生きるための土台です。
1日100回は無理でも、まずは「今までより増やす」感覚で良いと思います。
失敗を褒める
不登校になってしまう子の中には、失敗が怖い、完璧でいないといけなくて疲れる、という子が多いと思います。
そういう子の親は、子どもにダメ出しが多い!
「それはダメ」「あれはダメ」「怒られるよ」「ちゃんとしなさい」と、本当に口うるさい。(笑)
小姑か(^_^;)
そして、失敗するとアドバイスをする親が多いです。
「こうしたほうが良いよ」「もっと頑張りなよ」と。
関連記事
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しかし、ダメなところの指摘ばかりだとHSCの自尊心はどんどん下がります。
失敗した時のアドバイスも、あまり効果がないと私は感じています。
失敗するのは素晴らしいこと
私はなるべく「失敗するのは普通のこと」「挑戦するだけすごい」という価値観を与えるように気をつけていました。
ただ、本当に「失敗しても大丈夫」と思ってるので、野心はありません(笑)
まぁその分、穏やかで優しいので良いかな。
失敗が怖くないから何にでも挑戦したがるしね。
(危ない事、疲れる事は嫌いだけど)
野心を持つことよりも、自分を肯定して生きる事のほうがHSCには重要です。
親自身も失敗しよう
子どもが失敗を肯定的に捉えられるようになるには、親自身もどんどんなにかに挑戦して、どんどん失敗すると良いです。
「最初は失敗するの当たり前だよ」
「たくさん失敗すると、どんどん上手くなるよ」
「上手くなってくると、好きになれるよ」
これは、保育園の先生が娘にずっと言ってきてくれた言葉です。
受け売りですが、とても良い言葉だと思います。
大人の私にも響きます。
私もどんどん挑戦して、失敗したら「失敗したわ〜。でもやっただけエライよね。」と口に出すようにしています。
口出ししない
やってない事やできてない事を「あなたのためだから」という名目で口出ししないようにしています。
口出しするときは、いつでも「私のため」。
「私が散らかってる部屋は嫌だから」それ片付けてね
みたいな。
あんまり口出ししないので、他に事例がなかった(^_^;)
遅刻しても、忘れ物しても困るのは本人なので、朝の準備も口うるさく言いません。
あとは、ただ私が不安でどうしても口を出したい時は、「あなたが大丈夫なのはわかってるんだけど、私が不安だから言うね。言ってるだけだからね。」と前置きしています。
子どもを対等な立場として扱う
「親が子どもに教えてあげなきゃ」と、上下関係を作ることを私は好みません。
それはただのコントロールです。
生きるのに必要な躾やマナーなどは教えますが、生き方や考え方まで教えてあげようとは思っていません。
生き方や考え方は、自分で選ぶもの。
親が「頑張ることは美徳」と考えていても、子どもにはそれは合わないかもしれません。
親が子どもにしてあげられることなんて、実はそんなにないんです。
そして、親が人生を楽しんでいて、「その生き方いいな」と子どもが思えば勝手に真似しますよ。
「頑張ることが美徳」と言っている親が、苦しそうで人生楽しくなさそうなら、子どもはどう思いますかね?
その生き方、選びたい?
子どもは自分の生き方も思想も、自分で選んで良いと思っています。
自分の人生に集中する
子どもを心配するあまり過干渉になってしまうと、それもまた不登校の原因のひとつになります。
なので、子どもを心配しすぎないよう、信頼して見守れるように、私は私の人生に集中しています。
こうした発信や勉強は生きがいです。
生きがいに集中することで、子どもの将来を不安に思う暇はありません!!
「この子は大丈夫」と信頼して見守っています。
蛇足ですが、親が楽しく勉強していると、子どもも勉強好きになります。
私は毎日夜に30分勉強しますが、その間娘は本を読んでいます。
「お勉強好きだから!」って。
可愛い(^^)
自分を優先する
嫌なことはしない
好きなことをする
これは徹底しています。
我慢は次なる我慢を呼びますし、我慢していると他の人にも我慢を強要したくなるので。
例えば私は子どもと遊ぶのは苦手です。
苦手というより嫌いレベル。
おままごと、レゴ、百人一首などをしたがりますが、徹底してやりません(笑)
夫とやるか、学童でお友達と遊んでね、と言っています。
その代わり、子どもが喜びそうな、私がしたい遊びは全力で一緒に遊びます。
ディズニーやおうちレジャー、プールやスーパー銭湯などは積極的に提案して連れて行きます。
ぬいぐるみを愛でるのも私は好きなので、ふたりで愛でています(笑)
結局子どもって、お母さんの笑顔が見たいだけなので、何しててもお母さんが笑ってれば幸せなんです。
覚悟は決めておく
ここまで準備はしてきて、幸い今のところは元気に楽しく学校に行っていますが、それでも「いつ不登校になるかわからない」と思っています。
と、覚悟は決めています。
不登校が「悪いこと」だとジャッジするから苦しいわけで。
不登校になっても死ぬわけじゃないし。
生きてるだけでいいじゃない。
不登校になってもこの子は大丈夫。
そう信じています。
関連記事
→【HSC】小学校入学して半年。入学前に準備して良かったこと
私は自分自身が小学校が辛かったので、子どもが不登校になったらそれを受け入れてあげたいです。
その為に、在宅の仕事に変えました。
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