投稿日:2023年4月5日 | 最終更新日:2023年4月5日
何か迷ったり困ったことがあると、つい誰かにアドバイスを聞きたくなりますよね。
以前、カウンセラーをしていた時に、よくクライアントさんからも
「こういうことで迷っています。どうしたらいいでしょう?」
と相談をされることがありました。
(カウンセリングなので当たり前ですが)
お財布を買ったほうがいいか?とか、将来の選択肢をどうしたらいいのか?
誰と付き合ったらいいのか?家を出たほうがいいのか?などなど。
答えは自分の中にしかないので、「自分で決めたことがいちばんの正解」です。
なにかに迷ったり、問題が起きた時にはまず自分の心に聞くこと。
すぐに答えは出なくても、時間をかけてじっくり心に聞けば、必ず答えはでます。
自分で自分の問題を解決できるようになると、自分の人生に責任を持つことができます。
自分の人生に責任を持つことは、人生を主体的に生きること。
自分軸で生きることに繋がります。
とはいえ、周りの意見を聞くなという意味ではありません。
周りの意見は、あくまで「自分の中にはない選択肢」を取り入れるためのもの。
あくまでもヒントとして聞きましょう。
そして、その意見を鵜呑みにしないこと。
思考停止して従わないことです。
今日は、問題解決力を鍛えるセルフカウンセリング術をご紹介します。
セルフカウンセリング術
なにか問題や悩みが出てきたら、まずは落ち着くことがいちばん大事です。
落ち着いた状態でないと、セルフカウンセリングは逆に良くない方へ行くことがあります。
なので、まず誰かに話を聞いてもらったり、ノートにひたすら感情を書きます。
ひと通り聞いてもらったり書いたりして落ち着いてきたら、次は問題解決のためのセルフカウンセリングを試みてください。
◆今、起こっている問題とは?
◆その問題の、どんなところが問題?
◆その問題は、どうして起こったの?
◆私は、どうしたい?
◆理想の状態は?
◆目の前の問題はダミー。「○○の問題は、○○では解決しない」としたら、本当の問題とは?
◆「本当の問題」を解決するには?
◆その解決策の障害になるものは?
◆その障害を取り除く方法があるとしたら?
◆「私」からのアドバイスがあるとしたら?
これをノートに書いて、答えてみてください。
参考記事
ノートで人生変える!毒親育ちが「自分らしく」生き直した方法。
いちばん大事なのは、「目の前の問題はダミー」であることと、「私はどうしたい?」というところです。
自己解決力を高めると起こる事
セルフカウンセリングができるようになると、自己解決力が高まります。
自己解決力が高まるとは、自分軸があるということ。
自分軸があると、あまり悩まずに生きていけますし、新しい環境への不安も感じにくくなります。
また、不要な不安に襲われることもなくなるので、スムーズに人生を生きることができるようになります。
こうして無駄な悩みが減ると、目標の達成も早く的確になりますよ。
実際のセルフカウンセリング例
こちらに、私が今年の初め頃、「料理ができない」状態に陥った時のセルフカウンセリングシートです。
ここ近年でいちばん落ち込み、なにもできない状態になりましたが、しっかり自分の心と対話することで問題解決に至りました。
すぐには解決策が出てこなくても、2,3日考えていれば答えが見つかりました。
少し恥ずかしいですが、どなたかの役に立ちますように。
本日は短いですがこの辺で。