投稿日:2023年3月26日 | 最終更新日:2023年3月26日
HSPさんのお悩みでよくあるのが、「波長の合う友達がいない」「深く理解し合える友達が欲しい」というお悩みです。
あなたは、「誰でもいいから友達が欲しい」わけではないはず。
よく公式LINEでもご相談いただくこの質問。
今回は「HSPが波長の合う友達を作る方法」をご紹介します。
まずは自分が一番の友達になる
「分かり合える友達が欲しい」と思っている時。
友達ができない自分を責めてみたり、とてつもなく寂しい気持ちになってしまう時、「自分で自分を受け入れてない、だから誰かに受け入れてほしい」と思っていませんか?
それは、「依存先を探している状態」かもしれません。
依存で成り立つ関係は、とても苦しいです。
その依存状態で、仮にあなたの性質を受け入れてくれる人がいたとしても、相手をコントロールしたり、反対にコントロールされたりと、とても苦しい状態になります。
相手に好かれよう、受け入れられようと、相手に合わせる結果になります。
なので、もしあなたが自分の気質・性質を「受け入れて欲しい」という思いで友達が欲しいのなら、まずは自分が一番の自分の友達・味方になることを目指してみてください。
他の人に理解されなくても、自分が自分を理解していればいいよね。
誰になんと言われようと、自分が一番の味方であれば大丈夫だよ。
と、自分で自分にたくさん言ってあげてください。
まずは、自分がいちばん、自分と仲良くなることです。
自己開示してみよう
気の合う友達を作るには、自己開示が効果的です。
自己開示とは、「私って、こんな人なんです」と表現すること。
だからと言って、「HSPです」と自己紹介をいきなりすると、お相手も困ってしまいます。
「で?」ってなると思います(笑)
なので、何かのきっかけがあった時に、
「疲れやすいんです」
「人見知りするんです」
「休憩はひとりで休みたいんです」
「大勢での食事が苦手なんです」
日頃からそんなことを伝えておくと良いです。
そんなこと言ったら、「めんどくさい人!」と距離を置かれそう?
いえいえとんでもない。
確かに、繊細な人を面倒がる人はいます。
でも、それは上の項目で書いた「私を理解してよ!受け入れてよ!」の人です。
自分を自分で認めていて、苦手な事は苦手と教えてくれる人は、逆に面倒くさくないんです。
ひとりで過ごしたいならほっといてあげよう。
疲れていて元気がないみたいだから落ち着くまで待ってみよう。
そういう気遣いをしてくれる人が現れます。
そして、自己開示をしていると、共感してくれる人が出てきます。
「実は私もなの…」と。
私も似たような経験があります。
仕事で上記のような事を開示していたところ、私の会社の上司が「実は私もHSP気質で」と (入社してかなり経ちますが笑)カミングアウトしてくれました。
私は全然、その方がHSPだとは気づかなかったのですが(フルリモートであるせいかもしれませんが)、気質を隠して(抑えて)生活している人も、意外といるもんです。
気質を隠して生活している人にも開示してもらうには、やはり自分から公表しちゃうのが効果的です。
オンラインで繋がろう
HSPは、人口の20%と言われており、HSS型HSPは、なんと6%と言われています。
同じ気質の人にリアルで会おうと思うと、かなり確率が低いですよね。
しかし、このSNSの時代、SNSで気軽に他者と繋がれる時代です。
さらに、SNSで発信をする人もかなり多いのです。
その中には、あなたが「この人と仲良くなりたい!」と思う人もいるでしょう。
「私と似ている!」と思う人もいるでしょう。
そんな人と、コメントなどで交流を取ってみてください。
きっと癒されるはずです。
もしくは、あなたが発信する側になったって良いんです。
あなたの気質についてや、あなたの価値観を発信していれば、共感してくれる人が必ずいます。
実は、私の今の大親友も、このブログから出会いました。
当時、このブログに頻繁にコメントやメッセージをくれて、公式LINEでやりとりし、いつからかプライベートのLINEでもやり取りするようになりました。
今では、なんでも話せるいちばんの親友です。
ほんとに赤裸々に。
デリケートな話も、シモの話も。(笑)
実は、一回も会った事がないのだけどね。
なんでも否定せずに話を聞いてもらえ、お互いの気質に共感しあえる友達は、財産ですよ。
まとめ
ただでさえ少数派のHSP。
わかり合える友達に出会うのは、容易ではないと思います。
しかし、勇気を出して自分から開示したり、出会いを求めて行動すれば、必ずあなたの価値観に共鳴してくれる人が現れます。
共感しあえる友達に出会う為に、まずは一歩、勇気を出してみてはいかがでしょうか。