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Kumiの日常

安倍元首相の件で感じたこと

2022年7月9日

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投稿日:2022年7月9日 | 最終更新日:2023年4月8日

まずは安倍元首相が亡くなったと言うことで
ご冥福をお祈りします。

私はあまり政治に関心がなくて
現在の首相も夫に聞かないと
知らないくらいなのだけど(お恥ずかしいです)、
安倍元首相は顔も声もよく覚えていて
なぜかと思ったら、大学生時代に
首相であった方だからでした。

よく新聞を読んでたのかな。

この平和ボケの国、日本で
まさか銃撃があるなんて
HSPの方にはショックで
心苦しい方もいるでしょう。

私もショックが大きいです。

どうか、ニュースを見る・聞く機会を減らして
自分の心を守ってくださいね

今日は、阿部元首相が狙撃された件について
私が感じたことを書きます。

 

イチ一般人の見解なので
批判や中傷はやめてください。

何か言いたくなったら、画面を閉じてください。
誰かと争う気はありません。

 

 

 

とんでもない事件を起こす人が増えている

日を追うごとに凶悪な事件や
とんでもない事件が増えています。

小さな事件でも、
すぐにキレてしまう大人が多すぎると
感じてる方も多いと思います。

 

そのせいで日本は人との繋がりが希薄になっています。

それが実は、ますます犯罪を産むことに
繋がっているんです。

 

事件に出会わないようにするよりも
事件を起こす人を減らすほうが
何倍も建設的だと思います。

では、どんな人が事件を起こすのでしょうか。

 

加害者は、かつての被害者

加害者は、かつての被害者である可能性が
非常に高いです。

小さな規模でいうと、
学校でいじめをする加害者は
家庭などでいじめられているケースが多いです。

親から無視されていたり、
抑圧されていたりすると
いじめを起こす事があります。

虐待をする加害者は、かつて
虐待を受けていた被害者である事が多いです。

 

 

とんでもない事件を起こす加害者は
かつての被害者であった可能性が高いんです。

では、なんの被害者か?

以下に記していきます。

 

社会への恨みは、母親への恨み

私は、社会に恨みを持つ人は
母親に恨みを持つ人という解釈をしています。

全てのケースがそうとは言いきれませんが。

母親に恨みを持つというのは、
母親から十分な自己肯定感を
育ててもらえなかったことが原因で
人生に不満や絶望を感じた時に起こります。

自己肯定感というのは、
自分はここにいていいという自信
自分を好きで、信頼しているということ。

 

私がこのブログでつづってきたのは
毒親になる要因のひとつが
親の親の世代が戦後を
経験している
ということです。

戦後は誰もが忙しく、また
我慢を強いられる時代でした。

私たちの親は、その時代を必死に生き抜いた
親に育てられています。

つまり、私たちの親も、我慢を強いられ
十分な自己肯定感を育ててもらえなかった
可能性が高いんです。

我々世代は、非常に毒親育ちが多い世代です。

必然的に母親を恨み、
その中には恨みを社会に向ける人が
出てくるのではと思います。

だからって母親が悪いわけではなく
仕方がなかったんです。

戦後の孫世代に生まれた私たちは
仕方がなかった。
誰のせいでもない。

戦後でなくても、母親は普通の人間です。
完璧ではないです。

母親が発達障害であるケースもあります。
(私は母親が発達障害です)

 

子どもの自己肯定感を育むのは
母親の自己肯定感が高いことが前提です。

自己肯定感が低い母親が
子どもの自己肯定感を育むのは
容易ではありません。

 

母親だけに子育ての責任を
押し付けるのも、良くない風潮だと思います。

 

「境界知能」という日本の課題

境界知能って知っていますか?

日本では、IQ(知能指数)が70未満が知的障害、
85以上が健常とされています。

では、その間の人は?

知的障害者でもなく、健常者でもないんです。

どういうことかわかりますか?

 

知能指数というのは、考える力です。

考える力というのは、
なにか困難が訪れた時や
トラブルが起こった時に
建設的に解決方法を見つける力です。

他者とのコミュニケーションを
円滑にする力です。

そして、ストレスを避ける力でもあります。

 

知能指数が健常水準の人は
困難やトラブルも思考によって
避けたり解決できます。

 

しかし、境界知能の人は
コミュニケーション力は劣り、
ストレスにさらされ、
トラブルの解決方法がわからずに
「攻撃」という形で
解決をしようとしてしまう。

人間関係がうまくいかないから殺してしまう。
お金がないから盗んでしまう。
ストレスに耐えきれず、
他人や自分を傷つけてしまう。

 

そういったことが起こります。

実際に攻撃でなにかが解決することは
ないのはわかりますよね?

攻撃は被害者を産み、
そして新たな加害者を産み出すだけです。

本当に悲しい事です。

こうした攻撃をする人(犯罪者)の中には
境界知能の割合が実はとても多いのです。

 

攻撃に至らなくても
自身を死に追いやるケースもあります。

貧乏では死なないこの日本で
餓死が起きるケースは
誰かを頼ることを知らない・できないという
境界知能であるケースでしょう。

 

境界知能の人は居場所がない

境界知能の人は、
健常者ほどの社会スキルがなく
支援が必要なケースが多いです。

しかし、この日本では
知的障害というボーダーを超えないと
支援が受けられないのが現状です。

支援が必要なのに受けられない。
それはつまり、社会からの排除です。

日本は親切な国と言うけど
実際にはドライな人が多いと思います。

 

下手に関わると、変な言いがかりや事件に巻き込まれる可能性があるからです。

そのリスクを負って支援が必要な人に手を差しのべられるのは、ごく一部の人です。

 

 

おかしな犯罪を減らすには


とんでもない事件を起こしたり
すぐにキレる大人は
居場所がなく孤立した人です。

居場所があって理解者がいれば
人は幸せに生きられます。

おかしな犯罪をする人は
居場所がなく、理解者がいない人です

 

おかしな犯罪を減らすには、
少し人と違うとか、面倒な人を
放置せず排除せずに
理解や支援をしていくことが必要です。

 

今、日本の7割以上の学校で
スクールカウンセラーが配置されています。

自身の特性や気質を知る事は
何より大事な事です。

それを知り、自分をコントロールする術を知る機会が
少しでも増えれば嬉しいです。

 

 

しかし、排除された人が困難にぶつかるのは
社会に出てからです。

すでに社会に出ている人が
適切に支援や理解を求めるのは
難しいことです。

なぜなら、社会で
「少し変わった人」「面倒な人」というのは
虐げられ、排除されるからです。

 

自己肯定感の低い人や、少数派の気質を持っている人、境界知能の人は排除されやすい世の中です。

 

悲しい事に。

 

 

あなたはここにいていい。

はここにいていい

誰もがそう実感できる社会を作ることが
おかしな犯罪を減らす事に繋がります。

 

排除を、どうしたらなくしていけるかな。

それをひとりひとりが考えて
できることをしていけると良いですね。

 

おしまい。

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