投稿日:2019年3月13日 | 最終更新日:2022年11月29日
この4月から、晴れて保育園にお子さんを預けられる親御さんも多いでしょう。
うちの娘は卵と牛乳のアレルギーがありますが、その対応などは保育園によって様々です。
なかには、入園内定取り消しになるケースもあると言います。
じつは、娘も内定取消の危機がありました!!
娘の通う認可保育園のケースをお伝えします。
娘の保育園は、給食室があり、栄養士さんが給食を作ってくれます。
食物アレルギー。保育園での対応は?
入園前に「卵・大豆」アレルギーが発覚
生後2か月くらいから、娘は耳がぐじゅぐじゅにただれ、
卵アレルギーが疑われるとのことで、私は卵の除去をしていました。
ステロイド治療をして、綺麗になりましたが、
本当に可哀想でした・・・。
生後1歳近くなると、かかりつけの先生から血液検査を勧められました。
その頃には卒乳していたので、私の卵の除去はなくなりましたが、
娘にたまごボーロやラーメンを食べさせると口元に湿疹が出ていました。
血液検査の結果、「卵」と、「大豆」が陽性でした。
ただし、大豆は特に症状が出ていないとのことで、除去しなくて良いとのことでした。
年に2回、「血液検査結果」と「お医者さんの指示書」を提出
まず、入園前に「血液検査結果」の提出を求められました。
たまたま血液検査をした直後でしたので、それを提出しました。
毎年3月と9月に提出するそうです。
結構頻繁です(^^;)
お医者さんも、「細かい保育園ですね~」と言っていました(笑)
「卵」は対応できるが、「大豆」は対応不可とのこと
血液検査結果を以て、栄養士さんと面談をするのですが、
「卵アレルギーは対応できるが、大豆の除去は難しい」とのことでした。
つまり、大豆の除去が必要となると、内定取消となるのです。
やっと決まった保育園で、内定取り消しなんてとんでもない!!
お医者さんからの指示書をもらってきて、その結果次第ですとのことでした。
お医者さんには、
「保育園入園がかかっているので、大豆の除去は不要と書いてください!」と
泣きつきました(^^;)
もう、本当に必死でした。
お医者さんは、「検査で陽性でも、必ずアレルギーがあるわけじゃないから」との見解で、
あっさり「管理不要(食べてOK)」と書いてもらえました。
「卵アレルギー」どういった対応をしてもらえるのか?
卵アレルギーのお子さんは多いので、保育園全体でも卵料理は出さないそうです。
しかし、パンだけは「ロールパン」の照りに卵黄が使われるので、
アレルギーの子は「食パン」に変更するそうです。
娘が入園した1歳児クラスでは、誤って他の子の食事に手を出すことも考えられるので、
全員が食パンでした。
2歳児クラスになると、さすがに隣の子の分まで食べないので(笑)、
アレルギーの子だけ食パン、他の子はロールパン、と分けられました。
2歳児になり、牛乳アレルギーが発覚!
2歳児クラスに上がるにあたり、再度血液検査をしました。
するとなんと、牛乳アレルギーが発覚・・・!!!
特になにも症状が出ていなかったと思っていたのですが、
そういえば、娘は軟便が続いていました。
もしかして、牛乳アレルギーの症状だったのでしょうか。
先生たちも、「あの軟便は、牛乳のせいだったんじゃない?」とざわつきました(笑)
お医者さんには、「除去不要」の指示書を書いてもらっていたので、
特に保育園で除去はしませんとのことでした。
牛乳の除去は不要だが、こんなことがありました。
牛乳アレルギーに対する、先生たちの対応としては、
「他の子より少なめにする」ようにしているとのことでした。
ある日、たまたま体調によりじんましんが出た日があったのですが、
その日は先生の判断で牛乳をとりやめると、
牛乳大好きな娘は泣いてしまったそうです。
しかも、そのじんましんを園長先生に見せるため職員室へ連れて行かれ、
さらに大泣き・・・(^^;)
踏んだり蹴ったりの1日だったようです。
「牛乳アレルギー」の甥っ子の例。誤飲で大騒動。
甥っ子も牛乳アレルギーがあったのですが、
当時の保育園では粉ミルクの代わりにMA1(牛乳アレルギー用ミルク)で対応していたそうです。
しかし、たまたま常勤の保育士さんがいない時間に、普通のミルクをあげてしまい、
アレルギー症状で体の皮がベロンと剥がれたことがあったそうです。
怖いですね・・・。
義姉は昔のことなので、笑って話していましたが(笑)
「完全除去が正しかったって証明されたね~」とか言ってました(笑)
他の認可外保育園の対応例。
保活中に、認可外保育園にも話を聞きに行ったので、
その話をお伝えします。
ケース1:卵アレルギー用のお弁当
ある認可外保育園では、給食弁当を手配しており、
「卵アレルギー用」のお弁当もあるとのことでした。
ケース2:お母さんがお弁当作ってね
またある認可外保育園では、同じく給食弁当を取っていますが、
アレルギーがあるならお母さんがお弁当を作ってくださいね。
とのことでした。
保育園によって対応が全然違うので、必ず確認してくださいね。
娘の現在のアレルギー症状は?
まだ今年の血液検査は結果待ちですが、
現在のアレルギー症状としては以下の通りです。
卵アレルギー:症状なし。
ゆで卵、目玉焼き、なんでも食べます。
半熟の卵を食べても大丈夫でした。
牛乳アレルギー:飲みすぎると軟便になります。
先日の那須旅行では、牛乳を飲みすぎて軟便でした。
「血液検査に連れて行く」おすすめの方法。
アレルギーを持つお母さん、対応が大変ですよね。
うちの保育園は半年に1度の血液検査なので、本当に大変です・・・。
お医者さんも、そんなに頻繁に血液検査をやってくれるところは少ないようです。
かかりつけの病院ではやってくれますが、他で断られたママさんから「どこの病院でやってもらえるの?」と聞かれたほどです。
病院を見つけたはいいけど、血液検査は痛いし長いし、子供も大変です。
連れて行くのは、もう本当に戦い!!!
暴れるし、泣き叫ぶし、可哀そうで・・・。
我が家では、血液検査は私と夫、毎回交代で連れて行くことに決まりました。
今までは黙って連れて行っていましたが、もう3歳。
そんな連れて行き方は傷つくだろうな~と思い、ちゃんと娘にもお話ししています。
「みんな頑張ってるからね」
娘に話したのは、以下の流れです。
保育園の先生に、「話の持っていき方がすごい!お母さんがすごい!!」と褒めていただけたので、載せますね。
私「〇〇ちゃん、お給食で、どうして〇〇くんと〇〇くんと、〇〇(娘)ちゃんだけトレーに乗っているかわかる?」
娘「アレルギー?」
私「そうだよ。
アレルギーの検査をしないといけないから、明日病院へ行こうね。」
娘「けんさこわいよ~(涙目)」
私「怖いけど、いっぱい泣いていいからさ。
〇〇くんたちも検査頑張ってるから、一緒にがんばろう。
終わったらラムネ食べて、長靴買いに行こうね。」
娘「・・・うん。」
そして病院へ行く直前にも、同じ話をもう一度します。
娘「やっぱりこわいよ~」
私「怖いね~。いーっぱい泣いていいからさ。
どうしたら頑張れるか教えて?」
娘「おかあちゃんが抱っこして行ったら頑張れる」
私「じゃあ、抱っこして行こうね。」
これで、娘はちゃんと頑張れました!!!
騙して連れていくわけでも、黙って連れて行くわけでもないので、
罪悪感ゼロでした。
もしお友達にアレルギーちゃんがいたら、オススメです!!!!
どこかのママのお役に立てれば幸いです。
来週には娘も検査結果が出ますが、少しでも軽くなっているといいな。
ムーでした。