投稿日:2019年2月11日 | 最終更新日:2022年6月7日
私はHSPです。
そして、娘もおそらく、繊細で敏感な感覚を持ったこども「HSC」です。
目次
我が子のHSCエピソード
3歳の私の娘も、敏感で繊細な感覚を持っています。
HSCのせいだけではないかもしれませんが、すごく育てにくかった部分もありました。
エピソード、たくさんあります!!
生後すぐ「すごくよく泣く・寝ない」
赤ちゃんは泣くものなんですが、本当にすごくよく泣いていました。
授乳中と寝ている時以外、ずーっと泣いていました。
しかも、新生児泣きではなく、まるで幼児のように大きな声で泣いていました。
本当につらかった~!
よく見る赤ちゃんのように、ぽ~っと寝転んでいることなんてなかったですから。
ずーっと、怪獣泣きでした(^^;)
今思うと、「不安感が強い」というHSPの特徴だったのかなと思います。
3か月くらいすると、この世に慣れたのか、泣くことが少なくなりました。
音に敏感
大きな音が苦手です。
保育園で、楽器の演奏をするときに、「音がうるさい」と泣いたそうです。
カラオケに行った時も、「うるさい」と言っていました。
目の前を電車が通るのも苦手で、電車のホームではしがみついてきます。
耳がいいので、音楽が好きですし、人の会話もとてもよく聞いています。
環境の変化によく気づく
保育園や公園に行っている間に自宅の様子が変わっていると、よく気づきます。
ものが増えていることにはもちろん、なくなっていることにも気づきます。
人の顔色もよく読んでいて、私がイライラしていると「笑って?」と言ってきます。
人がたくさんいると緊張する
保育参観などでたくさんの保護者がいる教室だと、しばらく固まって動けません。
先日の保育参加でも、参加時間が半分すぎたころにやっと私から離れられました(^^;)
ホテルの朝食会場なども苦手で、しばらく慣れるまでは食事ができません。
空いているところだと平気なようです。
よく慣れていない人に対して緊張する
保育士さんの中でも、よく慣れた先生だったら大丈夫ですが、
あまり接していない先生には触れられるのを嫌がっていました。
他のママさんに対しても同様で、よく一緒に帰るママにはよくしゃべりますが、
あまり接していないママに声をかけられると緊張して固まります。
HSPは遺伝するのか?
医学的にはわかりませんが、私はある程度は遺伝すると思います。
私の父もHSPです。
長兄もHSPです。
そして、私の子供も。
おそらく、兄の子供2人もそうではないかと感じます。
HSCと、どう向き合えばいいのか
HSCは、「人と同じくできない」ことが多いです。
本当に保育園で見ていて思いますが、
とにかく人前だと固まるので、保育園行事はなにもできません。
泣いてるか、固まってるかです。
練習や、普段の保育園生活は、問題なく過ごしています。
それを責めないことがいちばん大事です。
「なんで他の子と同じくできないの」と思わないこと。
人と違っても大丈夫、と安心できる環境が、HSCにとっても、お母さんにとっても
とても大事です。
その分、人をよく観察しているので、周りの大きなお友達をどんどん真似して
他のお友達よりも早い時期から服を着替えるようになったり、上着のチャックを締められるようになったりしました。
そんな様子をみて、保育園の先生方は、「ちびムーちゃんは本当に保育園に通ってよかった子」と言ってくれます。
娘の敏感な様子にも、「これがちびムーちゃんだからね~」と、受け入れてくれています。
運動会も、踊れなくても、「泣かなかっただけすごいよ~」
お遊戯会も、「立ってただけすごいよ~」と、気にしないでくれます。
とってもあたたかく見てくれているので、安心します。
しかし、小学校に入ったら、色んな先生がいるからちょっと心配ではあります。
気の合う先生が担任だったら良いけど・・・。
HSPは「左利き」のようなもの
HSPを捉えるのに良い言葉だな~と思ったのが、
「左利きと右利きの違いのようなもの」という解説です。
左利きは少数派ですが、病気や障害ではありません。
世の中の大多数が右利きなので、左利きの人は生活しづらいです。
はさみも、カッターも、右利きが前提で作られていますし、
改札口も、右利き用にできています。
左利きの子供を矯正しようとしたら、その子は「どもり」が出るようになった、という話を聞いたことがあります。
矯正をやめたら、どもりがなくなったそうです。
無理に矯正しないほうが、その子らしくのびのびと過ごせるのです。
HSCを「治そうとしないで」
HSCは病気や障害ではなく特性です。
治そうとして治るものではありません。
抑圧して、ある程度その特徴を「押し込める」ことはできるかもしれませんが、
その子の人生に悪い影響を与える可能性が高いです。
それよりも、その子の特徴を本人も周りも受け入れて、
安心した環境の中で育ててあげるほうが良いです。
HSPが生きやすい世の中になるのか
HSPが生きやすい社会になるのは、まだまだ時間がかかるでしょう。
学校も会社も、非HSP向けに作られたものが多いですから。
そのシステムを変えるのは、難しいです。
だからこそ、HSP・HSC本人と養育者が、その特徴を受け止め、
刺激から自分を守る方法を身に着けることが大切です。
HSP・HSCは、少数派ではありますが、素敵な才能もたくさん持っています。
HSCを持つ親御さんへ。
ご自身がHSPだったら、その生きづらさが共感できるでしょうし、
ご自身が非HSPであれば、育て方に悩むでしょう。
私もそうです。
でも、大丈夫。
あなたのお子さんは、あなたをお母さんに選んだんだから。
絶対、幸せになります。
HSCの子供は、とても気持ちが優しい子ですよ。
「良心的である」という特徴を併せ持ちます。
「共感力が高い」です。
うちの子、保育園の男の子に人気なのですが、
「ちびムーちゃんは優しいから好き」だそうです(笑)
人と争うことを嫌いますので、譲ることが多いのでしょう。
HSCを持つママ、一緒に頑張りましょう。
まとめ記事
HSPって、5人に1人しかいません。あなたもそうですか?
ぜひ、気持ちや経験を共有させてください。
こちらに私のHSPとしての情報をまとめました。
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ムーでした。