投稿日:2017年9月21日 | 最終更新日:2022年11月29日
先週の土曜日、保育園が開催する絵本の読み聞かせ講習会へ参加しました。
チャイルドブックという、幼児教材の会社の編集部長さんがいらして、読み聞かせの大切さや、オススメの絵本を紹介してくれました。
絵本の読み聞かせの大切さ
1.動画とは違い、絵が止まっている
なにより大事だそうです。
アニメやテレビは、子供が集中して見てくれて、親としては助かりますが、動画を見ている間は子供は想像力を働かせません。
ある日、先生が、時間がなくていつもより早口で「ももたろう」を読んだそうです。
すると、子供は「今日のももは、早く流れていったね〜」と言ったんだそうです。
こどもは、絵本を読んでもらいながら、頭の中では絵が動いている!
それがわかったそうです。
例えば、この絵本の1ページ。
子供の頭の中では、うさぎさんの手は動いていて、トンカチをトントンする音も聞こえているんだそう。
食べ物を見れば、美味しい味がするから、絵本の中の食べ物を口に持ってきて、もぐもぐするんですって。
うちの子も確かに、絵本の食べ物を口に運んでもぐもぐしています!
(とっても可愛いです^^)
絵本は、想像力を育ててくれるんですね。
2.寝る前の読み聞かせの習慣で、安心する
生まれて数年しか経っていない子供にとって、毎日刺激でいっぱいです。
たくさんの刺激に、不安になったり、興奮したり。
寝る前に、なかなか寝なくなります(ーー;)
寝る前に毎日同じ絵本を読み聞かせる習慣を持つことで、子供は安心します。
同じ時間、同じ絵本で、安心するんだそうです。
最近では、おやすみロジャーという絵本が、寝かしつけに効果的だと言われていますね。
おやすみロジャー
カール=ヨハン・エリーン (著)
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我が家も1冊ありますが、じっと聞いていられない1歳9ヶ月の娘にはまだ少し早いみたい。
でも、よく「読んで〜」と持ってきますよ。
プロがオススメする絵本3冊
どうぞのいす
香山美子(著)
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とっても人気の本だそうです。
確かに、大人の私でも引き込まれました。
1.繰り返しのフレーズ
本の中には、「どうぞならば、いただこう」「でも、からっぽでは、あとのひとにおきのどく。」という、繰り返されるフレーズがあります。
違う動物たちが、同じフレーズを繰り返すことで、「また同じだな!」「次はどの動物が来るんだろう?」と、想像をしやすくなるそうです。
2.いちばん多く出てくる、鳥の存在
実は、絵本の中でいちばんたくさん出てくるのが、この鳥さん。
ストーリーには全く出てきませんが、絵ではいちばん多くのページに登場しているんです。
子供は、こういうのに気付くのが天才です。
気付いたら、褒めてあげてください、とおっしゃっていました。
鳥さん目線でストーリーを読んでみるのも、楽しいかも^^
続いてのオススメの本はこちら。
ぴっけやまのおならくらべ
かさいまり(著)
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この本は、あまり売れていないそうです(笑)
では、なぜオススメなのか。
絵がとってもシンプルで、想像力を使わないと読めない!!
確かに、表紙からして、かなりシンプルで斬新ですよね(笑)
でも、不思議と、読んで行くと、その場面場面が想像できちゃうんです。
編集部としては、この絵で出版するのは、かなり冒険だったそうです。
でも、超ベテランの作家さんだったので、信じて出版したそうです。
結果、売れていないそうですが(笑)
でも、面白い内容ですよ。
子供は、おならとか大好きですからね^^
おべんとどうぞ
真木文絵(著)
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こちらは、仕掛け絵本になっています。
編集部長さん曰く、動物や物を擬人化した絵本はオススメだそうです。
人間ばかりが登場人物だと、けんたくん、ようこちゃん、たろうくん、どれが誰やら・・・ですが、
くまのくまたろうは、大きくてゆっくり動く、やさしい性格。
うさぎのピョンタくんは、ぴょんぴょん動いて、せっかちさん。
と、登場人物を覚えやすいそうです。
この「おべんとどうぞ」は、おべんとうくんが中身を食べてほしくて、色んな動物さんと出会います。
最後にぜーんぶ食べてもらって、「全部たべてもらって嬉しい」という場面があります。
「お弁当って、全部食べると嬉しいんだ!!」ということも、学べますね。
読み聞かせの時に、子供に言ってはいけないNGフレーズ
編集部長さんが、読み聞かせの時に子供に言ってはいけない言葉を教えてくれました。
「またその本?別の本にしてよ」
子供にとって、大好きな本は、大好きなお友達。
大好きなお友達を否定されると、子供はショックを受けます。
理由があって大好きで、安心するからその本が良いんです。
受け入れてあげましょう^^
「字が読めるんだから、自分で読んでよ」
子供は、「ママ(パパ)が読んでくれるから」というのも含めて、本が大好きです。
大好きなママが読んでくれる本が、好きなんです。
ひとりで読んでくれたら嬉しいけど、子供が本を読んでとせがんでくる期間はほんの数年です。
たくさん読んであげたいですね。
「ちゃんと聞かないならもう読まないよ!!」
うちの娘もそうですが、1ページずつ読んであげようとしても、どんどん先へ行ってしまったり、ストーリーと関係のないことを話し始めたり。
でも、「どうぞのいす」でもありましたが、こどもは本を通して色んな事を発見したり、思い出したりしています。
だから、そのアイデアや思いつきを止めずに、どうぞそのお話を聞いてあげてください。
最後に、我が家の子供用の本棚。
最後に、我が家の本棚を紹介します。
カラーボックスの真ん中の段が、娘の本棚。
ほとんど貰い物ですが、お気に入りの本がたくさんです^^
機嫌がいいと、ちゃんと本を片付けてくれます(笑)
でも、最近は「どうぞのいす」ばっかりかな。
今回は図書館で借りましたが、もう少し様子を見て、飽きないようなら買ってあげてもいいかな。
こちらは、保育園で教えてもらって買った本。
もこもこもこ
谷川 俊太郎 (著) 元永 定正 (イラスト)
楽天ブックスはこちら
ごぶごぶごぼごぼ
駒形 克己 (著)
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絵本になかなか興味を示さなかった娘。
保育園の先生に聞いて、娘でも聞いてくれそうな本を教えてもらいました。
どちらも赤ちゃんからの本ですが、未だに娘は大好き!!
今朝も、「読んで〜」と持ってきました^^
「もこもこもこ」は、赤ちゃんがお腹で聞いても反応すると言われているそうですよ。
終わりに
絵本に興味を持つのが遅かった娘ですが、今では絵本が大好きです。
ものの名前にも興味があるので、ずかんを持ってくることが多いですが、最近は少しずつ、ストーリーのある絵本も興味を持ち出しています。
今まで、しっかり絵本を読んであげることが少なかったのですが、講習会へ参加してからは、少しでも多く絵本を読んであげられるよう、時間を作っています。
また週末に、図書館へ行こうと思います^^
ムーでした。